リトミック個人レッスンは 楽しい❓ためになる❓ 20年以上前のリトミック教室の生徒が「当時のリトミックグループレッスンはみんなでワイワイ楽しくて音楽が好きになったから」と4歳児のお嬢さんを教室に連れてきてくれました。とっても嬉しかったのですが、現在リトミックレッスンは自宅教室でのみの個人レッスンしかクラスがないので、先生と生徒2人だけのリトミックです。楽しんでくれるかな
リトミック個人レッスン(マンツーマンレッスン)どんなことをするの?
レッスン構成
基本★3歳児までは、生徒、保護者1、そして私(先生)★4歳児からは、生徒と先生(保護者の参観は自由です)
季節の歌や 教材や 絵本 小物楽器などを使い、ピアノでの演奏に乗って、歌ったり 身体いっぱい表現したり ステップを踏んだりと、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
- リトミックの歌をみんなで歌う
- 今までのおさらいと展開
- 新しい課題に取り組む。
- 新しい課題をどんどん展開
- ピアノ、歌、小物楽器や教材を駆使
- なじみのある課題を1つ
- 終わりの歌
リトミックレッスン目指すこと
その学習法はダンスや遊戯のように、あらかじめ決められた動きを記憶して繰り返すのではなく、指導者の演奏する音楽を聴いて、それに反応して動きを判断し、身体運動・表現(行動)します。つまり、《感じ取り→考え→行動する》という、人間にとって非常に大切な行動パターンのトレーニングを行うことになります。また、音楽に対して即座に反応すること「即時反応(quick reaction)」を重視するので、集中力や反射性を養い、感じ取ったことを即座に表現することで、心と身体のバランスをとることを目指しています。
リトミックグループレッスンとの違いは?
グループレッスンと個人レッスンの違い。それは参加者の人数。グループレッスンはひとりひとりに先生の目が行き届かないと思われている方も多いですが、実はそうではない。5人いれば5通りの表現があり、5回新しい課題の反復を体験できる。ですからリトミック講師はそのことを念頭に、本人以外の4人分をカバーします。それさえできれば、個人レッスンは日程の変更もできれば、レッスンの展開も自由。
リトミック個人レッスン何歳まで
大体座って落ち着いてレッスンができるようになってくると、ピアノレッスンや歌のレッスンに移行して行きます。でも全くリトミックから離れるのではなくリトミックで培った感覚や経験をもとに音楽の基礎能力を高めることができます。
まとめ
リトミックは、音を聴き取る力やリズム感などの音楽的能力や表現力を養うだけでなく、想像力や創造性、注意力、集中力、思考力なども引き出そうとするものです。
従来の教育の目的が「知識や技術の習得」であったのに対して、そこに到達し、発展させていくために必要で、子どもたちが持っている「潜在的な能力を育む」ことに重きを置いており、この音楽の基礎能力を高めるだけにとどまらない「総合的な人間」です。
個人レッスンもグループレッスンも工夫次第で楽しくお子様の能力を伸ばすことができると思います。特に3歳児までのレッスンでは保護者も一緒にレッスンを受ける教室が多いと思うのですが、ぜひ一緒に参加してお子様の成長を楽しんでください。